マイルを貯めたいけれど、年会費の高いクレジットカードは持ちたくない。そんな方にぴったりなのが「ANA JCB一般カード」です。ANAマイルを効率よく貯められるこのカードは、マイレージプログラム初心者の強い味方。今なら入会キャンペーンも実施中で、通常よりもお得に始められます。この記事では、ANA JCB一般カードの年会費やマイル還元率、そして2025年4月現在のキャンペーン情報を詳しく解説します。マイルを賢く貯めるコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ANA JCB一般カードの基本情報
ANA JCB一般カードは、ANAマイレージクラブとJCBが提携して発行しているクレジットカードです。ANAマイルを貯めたい方の入門カードとして人気があります。基本情報を詳しく見ていきましょう。
年会費は初年度無料、2年目から2,200円
ANA JCB一般カードの年会費は、初年度が無料で2年目以降は2,200円（税込）となっています。クレジットカードの中では比較的リーズナブルな年会費設定です。また、年間100万円以上のショッピング利用があれば、翌年度の年会費が無料になるという特典もあります。
年会費が気になる方でも、初年度は無料で試せるので安心して申し込めます。ただし、2年目以降も継続して使うかどうかは、自分のカード利用状況やマイルの貯まり具合を見て判断するとよいでしょう。
家族カードは1,100円、本会員が無料なら家族も無料
家族カードの年会費は1,100円（税込）です。本会員の年会費が無料になる条件を満たした場合、家族カードの年会費も無料になります。家族でマイルを効率よく貯めたい方にとっては、とてもお得なシステムです。
家族カードで貯まったマイルは、本会員のマイル口座に合算されます。家族全員の利用でマイルが一つの口座に集まるので、効率よく特典航空券などに交換できるメリットがあります。
申し込み条件は18歳以上（学生不可）
ANA JCB一般カードの申し込み条件は、18歳以上（高校生を除く）となっています。ただし、学生の方は申し込みができません。安定した収入がある社会人の方向けのカードとなっています。
申し込み時には本人確認書類の提出が必要です。オンラインでの申し込みなら、スマートフォンで撮影した画像をアップロードするだけで手続きが完了します。審査は通常1週間程度で、カードは約2週間で自宅に届きます。
マイル還元率と貯め方
ANA JCB一般カードの最大の魅力は、日常の買い物でANAマイルが貯まることです。ここではマイル還元率と効率的な貯め方について解説します。
基本還元率は0.5%～1.0%
ANA JCB一般カードの基本マイル還元率は、選択するコースによって異なります。
| コース名 | 還元率 | 特徴 |
|---|---|---|
| 5マイルコース | 約0.5% | 1,000円の利用で5マイル獲得 |
| 10マイルコース | 約1.0% | 1,000円の利用で10マイル獲得（移行手数料あり） |
一般的なクレジットカードの還元率が0.5%程度であることを考えると、10マイルコースを選択すれば還元率は高めと言えます。ただし、10マイルコースを選択した場合は、マイル移行時に手数料がかかる点に注意が必要です。
5マイルコースと10マイルコースの違い
5マイルコースと10マイルコースの違いは、マイルの貯まり方と移行手数料にあります。
5マイルコースは、1,000円の利用につき5マイルが貯まります。マイルは自動的にANAのマイレージクラブ口座に移行され、手数料はかかりません。マイルの管理が簡単で、余計な費用がかからないのが魅力です。
一方、10マイルコースは1,000円の利用につき10マイルが貯まりますが、マイルを移行する際に手数料がかかります。マイルはまず「OkiDokiポイント」として貯まり、それをANAマイルに交換する仕組みです。
マイル移行手数料について
10マイルコースを選択した場合、マイル移行時に手数料がかかります。この手数料は、6,000ポイント（=6,000マイル）ごとに1,100円（税込）となっています。
例えば、60万円をカードで利用すると6,000ポイントが貯まり、これを6,000マイルに交換する際に1,100円の手数料がかかります。還元率は高いものの、マイルを移行するたびに手数料がかかるため、カードの利用頻度や金額によっては5マイルコースの方がお得になることもあります。
自分の利用スタイルに合わせて、どちらのコースが有利かを計算してみるとよいでしょう。一般的には、年間の利用額が多い方は10マイルコース、少ない方は5マイルコースが向いています。
2025年4月15日までの入会キャンペーン内容
現在、ANA JCB一般カードでは新規入会者向けの特別キャンペーンを実施中です。2025年4月15日までの期間限定なので、入会を検討している方はこの機会をお見逃しなく。
新規入会で1,000マイルプレゼント
新規入会者には、入会特典として1,000マイルがプレゼントされます。これは通常のショッピングで20万円分を利用した場合と同等のマイル数です。入会するだけでこれだけのマイルがもらえるのは、とてもお得と言えるでしょう。
マイルの付与は、カード発行月の翌々月末までに行われます。例えば4月に入会した場合、6月末までにマイルが付与される計算です。マイルの有効期限は36ヶ月なので、じっくり貯めることも可能です。
利用額に応じたボーナスマイル（最大18,000マイル相当）
さらに、入会後3ヶ月以内の利用金額に応じて、ボーナスマイルがプレゼントされます。
| 利用金額 | ボーナスマイル |
|---|---|
| 10万円以上 | 3,000マイル |
| 30万円以上 | 10,000マイル |
| 50万円以上 | 18,000マイル |
例えば、入会後3ヶ月以内に50万円以上利用すれば、入会ボーナスの1,000マイルと合わせて合計19,000マイルが獲得できます。これは東京-大阪間の往復特典航空券（15,000マイル必要）に交換できるマイル数です。
普段の買い物や公共料金の支払いなど、できるだけ多くの支出をカードに集約することで、効率よくボーナスマイルを獲得できます。
キャンペーン参加に必要な条件
このキャンペーンに参加するためには、いくつかの条件があります。
まず、新規入会者であること。過去にANA JCBカードを持っていた方でも、退会後6ヶ月以上経過していれば「新規」として扱われます。
また、入会申込時にマイレージクラブ会員番号の登録が必要です。まだANAマイレージクラブに入会していない方は、先にANAのウェブサイトから無料で入会しておきましょう。
キャンペーン対象期間は2025年4月15日までの申し込み分となっています。オンライン申し込みなら、深夜でも手続きできるので便利です。
ANA JCB一般カードでマイルを効率よく貯めるコツ
ANA JCB一般カードを持っているだけでマイルは貯まりますが、さらに効率よく貯めるコツをご紹介します。ちょっとした工夫で、マイルの貯まるスピードが格段に上がりますよ。
入会・継続ボーナスの1,000マイルを確実にもらう
ANA JCB一般カードでは、入会時だけでなく、毎年の継続時にも1,000マイルのボーナスがあります。このボーナスマイルを確実に受け取るためには、カードの更新月の前月までに一度でもカードを利用することが条件です。
例えば、4月が更新月の場合、3月末までに一度でもカードを使えば、継続ボーナスの1,000マイルがもらえます。少額の買い物でも構いませんので、更新月が近づいたら必ず一度はカードを使うようにしましょう。
ANAの搭乗でボーナスマイル10%アップ
ANA JCB一般カードの保有者は、ANAに搭乗した際に獲得できるマイルが10%増量されます。例えば、通常1,000マイルが付与される区間なら、1,100マイルが獲得できる計算です。
出張や旅行でANAをよく利用する方にとっては、この特典だけでも年会費以上の価値があります。特に長距離国際線を利用する機会が多い方は、マイルがぐんぐん貯まりますよ。
ANAマイレージモールを経由してお買い物
ANAマイレージモールは、ANAが運営するオンラインショッピングモールです。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど、多くの有名ショップと提携しています。
このマイレージモールを経由してショッピングすると、通常のカード利用マイルに加えて、ショップごとに設定された率でボーナスマイルが加算されます。例えば、還元率1%のショップで10,000円の買い物をすると、カード利用で50マイル（5マイルコースの場合）、ショップボーナスで100マイルの合計150マイルが獲得できます。
普段からオンラインショッピングをよく利用する方は、必ずANAマイレージモールを経由するクセをつけましょう。同じ金額を使うなら、マイルが3倍近く貯まることもあります。
ANA JCB一般カードの特典とサービス
ANA JCB一般カードは、マイルが貯まるだけでなく、様々な特典やサービスが付帯しています。ここでは、知っておくと便利な特典を紹介します。
機内販売10%割引
ANA JCB一般カードを持っていると、ANAの国内線・国際線の機内販売が10%割引になります。機内で販売されているお土産や飲み物などを購入する際に、カードを提示するだけで割引が適用されます。
頻繁に飛行機を利用する方にとっては、この割引だけでも年会費の元が取れるかもしれません。特に出張が多い方は、ぜひ活用したい特典です。
空港内免税店5%割引
ANA JCB一般カードは、空港内の免税店でも5%の割引特典があります。対象となるのは、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港など、主要な国際空港の免税店です。
海外旅行の際のショッピングで使えば、かなりの節約になります。高額な商品を購入する場合は特に、この割引の恩恵を実感できるでしょう。
付帯保険の内容と範囲
ANA JCB一般カードには、海外旅行傷害保険が自動付帯されています。最高2,000万円の死亡・後遺障害保険と、最高200万円の治療費用保険が含まれています。
ただし、国内旅行傷害保険はついていないため、国内旅行が多い方は注意が必要です。また、ショッピング保険も付帯していないので、高額な買い物をする際は別途保険を検討した方がよいでしょう。
保険の適用条件や補償内容は変更されることもあるので、最新情報は公式サイトで確認することをおすすめします。
ほかのANA JCBカードとの比較
ANA JCBカードには、一般カード以外にもいくつかのグレードがあります。自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶために、それぞれの違いを理解しておきましょう。
ANA JCBワイドカードとの違い
ANA JCBワイドカードは、一般カードの上位グレードで、年会費は5,500円（税込）です。マイルの還元率は一般カードと同じですが、付帯サービスが充実しています。
| 項目 | ANA JCB一般カード | ANA JCBワイドカード |
|---|---|---|
| 年会費 | 2,200円（初年度無料） | 5,500円 |
| マイル還元率 | 0.5%～1.0% | 0.5%～1.0% |
| 国内旅行傷害保険 | なし | 最高3,000万円 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
| ショッピング保険 | なし | 年間100万円まで |
特に旅行が好きな方や、高額な買い物をよくする方は、保険の充実したワイドカードの方が安心かもしれません。
ANA JCBワイドゴールドとの違い
ANA JCBワイドゴールドカードは、さらに上位のグレードで、年会費は16,500円（税込）と高めですが、その分特典も充実しています。
| 項目 | ANA JCB一般カード | ANA JCBワイドゴールド |
|---|---|---|
| 年会費 | 2,200円（初年度無料） | 16,500円 |
| マイル還元率 | 0.5%～1.0% | 約1.0%～1.25% |
| 国内旅行傷害保険 | なし | 最高5,000万円 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高1億円 |
| ラウンジ利用 | なし | 国内主要空港のラウンジ無料 |
頻繁に飛行機を利用する方や、出張が多いビジネスパーソンは、空港ラウンジが利用できるゴールドカードがおすすめです。マイルの還元率も高いので、利用頻度が高ければ年会費以上の価値があります。
自分に合ったカードの選び方
自分に合ったANA JCBカードを選ぶポイントは、主に以下の3つです。
- 年間のカード利用額
- 飛行機の利用頻度
- 重視するサービス（保険やラウンジなど）
年間のカード利用額が少なく、飛行機もたまに乗る程度なら、年会費の安いANA JCB一般カードで十分でしょう。マイルを貯めることが主な目的なら、コストパフォーマンスは一般カードが最も高いと言えます。
一方、年間のカード利用額が多く、飛行機もよく利用する方は、上位グレードのカードを検討する価値があります。特に海外出張が多い方は、手厚い保険が付帯するワイドカードやゴールドカードの方が安心です。
まとめ：ANA JCB一般カードは初心者マイラーの入門に最適
ANA JCB一般カードは、初年度年会費無料で始められる、マイル入門者に最適なカードです。基本還元率は0.5%～1.0%と標準的ですが、ANAマイレージモールの活用や搭乗ボーナスなどを組み合わせれば、効率よくマイルを貯められます。
現在実施中の入会キャンペーンでは、最大19,000マイルが獲得できるチャンス。これは東京-大阪間の往復特典航空券に交換できる量です。2025年4月15日までの期間限定なので、マイルを貯めたい方は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
