
最終更新日:2020年4月13日
ウエイトン葛の花に配合されている「ビタミンB群」。
漠然と「体に良さそう」という認識はあっても、詳しく知らない方が多いのではないでしょうか。
漠然と「体に良さそう」という認識はあっても、詳しく知らない方が多いのではないでしょうか。
- ビタミンB群ってなに?
- ビタミンB群にはどんな働きがあるの?
- ビタミンB群に副作用はあるの?
ビタミンB群ってなに?
ビタミンB群とは、以下の8つのビタミンをまとた総称です。- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- ナイアシン
- パントテン酸
- 葉酸
- ビオチン

本来、現代の日本人の食生活であれば、ビタミンB群が不足することはありません。
しかし、ストレスや過度の飲酒、精製された白い食品(白砂糖など)の食べ過ぎなどによって、体内のビタミンB群が消耗してしまっていることもあり、結果的に現代人はビタミンB群が足りていない状態なのです。
こうしたことが背景となって、ビタミンB群を手軽に摂れるサプリが人気となっています。
ビタミンB群にはどんな働きがあるの?
前項で説明したように、ビタミンB群は8種類あるわけですが、それぞれの特徴や働きを簡単にまとめました。ビタミンB1
私たちの体の中では、食べた栄養がエネルギーに変換されますが、これには酵素(タンパク質の一種)が必要です。ビタミンB1は、酵素が糖質を分解して、エネルギーを作るのをサポートします。
ですから、ビタミンB1が不足すると体内で十分なエネルギーが作れず、疲れやすくなってしまいます。
ビタミンB2
ビタミンB2は、ビタミンB1と同様に、栄養をエネルギーに変える働きをサポートします。ビタミンB2は、脂肪燃焼に関わるので、ダイエット中に摂取すると効果的です。
さらに、皮膚や粘膜を健康な状態に保つ働きもあるので、不足すると肌荒れや口内炎になりやすくなります。

ビタミンB6
ビタミンB6は、タンパク質を分解し、エネルギーを作り出したり、体内で筋肉や血液が作られるのをサポートします。また、ホルモンバランスを整える働きもあるため、メンタル面の安定にも影響する栄養です。
ビタミンB6が不足すると、皮膚炎や口内炎ができやすくなったり、貧血になったりします。
ビタミンB12
ビタミンB6と同様に、タンパク質の代謝をサポートするほか、体内で赤血球が作られるのをサポートします。ビタミンB12は葉酸とともに、赤血球中のヘモグロビンを作り出すのです。
ですから、ビタミンB12が不足すると、赤血球の数が減少してしまったり、貧血になったりします。
ナイアシン
ナイアシンは、糖質・脂質・タンパク質などの代謝に関わるほかにも、体内のあらゆる酵素の働きをサポートする万能な栄養素です。アルコールの分解も助けるので、二日酔いにも効果があります。
また、末梢血管を広げて血流を良くします。
だた、ナイアシンは飲酒で失われやすく、不足すると頭痛や食欲低下、下痢、便秘になりやすくなります。
パントテン酸
パントテン酸は、体の中でエネルギーを作り出す働きがあります。また、ホルモンを作るのを促したり、免疫力を強くするのにもひと役かいます。
パントテン酸が不足すると、風邪を引きやすくなったり、ストレスを感じやすくなったりと、心身両方の調子を崩しやすくなります。
葉酸
葉酸は、胎児の発育にも重要な成分であることから、妊娠中の女性が摂取すると良いことで知られている栄養素。ビタミンB12と同じく、赤血球が作られるのをサポートします。
葉酸が不足すると貧血になるほか、集中力が低下したり、食欲が低下したりします。
ビオチン
ビオチンも糖質・脂質・タンパク質の代謝を助けます。また、筋肉痛を緩和する働きもあるので、トレーニングをしている人がよく摂取する栄養素でもあります。
ビオチンが不足すると、筋肉痛が起こりやすくなるだけでなく、薄毛や白髪、皮膚炎などが起こりやすくなります。
まとめ
このように、ビタミンB群は糖質、脂質、タンパク質の分解・代謝に大きく貢献しているほか、新陳代謝を促す働きも持っています。
つまり、ビタミンB群が不足すると代謝が悪くなり、新陳代謝が滞り、余分なものを溜め込みやすい体になってしまうため、いくら食事制限などを行っても痩せにくくなってしまうのです。
また、ビタミンB群は、お互いに助け合ってこそ効果を発揮する栄養素なので、1つの種類を集中的に摂ってもあまり意味がありません。
ビタミンB群を摂るときは、まとめて(複合体で)摂るのがベストです。
ビタミンB群に副作用はある?
このように、エネルギー代謝やダイエットにも効果的なビタミンB群ですが、副作用についてはどうでしょうか?たくさん摂取すると体に害はあるのでしょうか?
ビタミンB群は水溶性なので、副作用はありません。
仮に、ビタミンB群を摂りすぎてしまっても、尿となって排出されるので心配ないのです。
安心して積極的にビタミンB群を摂っていきましょう。
最終更新日:2020年4月13日