
最終更新日:2020年4月13日
どの職場に入職しても、ほどなくしてギブアップしてしまい、何度も転職を繰り返してしまう人は少なくありません。
この症状を「仕事辞めたい病」と定義するなら、この仕事辞めたい病を治す方法はあるのでしょうか?
ちなみに、こうした症状は鬱(うつ)などの精神疾患の場合もあります。しかし、今回のお話しはそれ以外のケース、つまり正しい視点や考え方を持っていないがために、仕事辞めたい病を発症しているケースについて述べています。
この症状を「仕事辞めたい病」と定義するなら、この仕事辞めたい病を治す方法はあるのでしょうか?
ちなみに、こうした症状は鬱(うつ)などの精神疾患の場合もあります。しかし、今回のお話しはそれ以外のケース、つまり正しい視点や考え方を持っていないがために、仕事辞めたい病を発症しているケースについて述べています。
仕事辞めたい病の実態は何なのか?
仕事を辞めたい病は、自分だけでなく職場や家族にも迷惑をかける場合があります。一見するとこのままずっと克服できない不治の病なのではないかと思うことさえあるかもしれません。
しかし、実は仕事辞めたい病は、現状の視点や考え方が間違っていることが引き金になって起こる風邪のような症状なのです。
この症状は、正しい視点や考え方に切り替えることによって、完全に治癒できます。
この症状は、正しい視点や考え方に切り替えることによって、完全に治癒できます。
仕事は長続きしないが、「これをやっていたら我を忘れるほど楽しくて、ついつい没頭してしまう」という分野があなたにはないでしょうか?
例えば、プレイステーションのゲームをやりだすと、ついつい没頭してしまって朝までプレイしてしまったとか、ガンダムのプラモデル作りにハマってしまって全バージョンのガンダムを作り倒したとか。

ヒトは何かに「ハマっている」ときに、その作業を苦痛に思ったり、投げ出したいとは思いません。
ようするに、仕事辞めたい病は「ハマっていない」ことが根本的な原因なのです。
では、この仕事辞めたい病にどのように対処していったらよいのでしょうか?
【関連記事】仕事を辞めたい・・・その気持ちは甘え?判別方法と対処法を紹介
まずは、今の仕事に本当に「ハマる」余地がないのかを探ってみる
仕事とは、プレイステーションのゲームやガンプラ作りとは違い、お金を受け取る代わりに、他の人の頼まれごとをやってあげるという作業の繰り返しになります。それは、必ずしも自分に「ハマる」作業とは限りません。
もしかしたら、頼まれた仕事はあなたの嫌いな作業かもしれません。あなたは、ガンダムのプラモデルを作るのが好きなのに、あなたに託された仕事は「トイレ掃除」かもしれません。

しかし、もしそのトイレ掃除が楽しくて没頭できる作業なら、仕事を楽しむことができ辞めたいとは思わないはずです。
ようするに、仕事辞めたい病は、現状の仕事を楽しめるか、苦痛に感じるかで克服できたり、発症したりするわけです。
【関連記事】仕事が合わないときに考えるべきことと、繰り返さないためのヒント
仕事辞めたい病とは一切無縁の人から正しい視点や思考を学ぼう
実は、ビジネスという分野で成功し、お金持ちになった人ほど嫌な仕事を好きに変えてしまうのが得意です。例えば、かつて「時代の寵児」と呼ばれ、今でもビジネスで成功している「ホリエモン」こと、堀江貴文氏です。
彼は2006年に証券取引法違反で逮捕され、2年弱の間、刑務所暮らしをした人物。

とても単純な作業かと思いきや、意外と難しく、最初は1日のノルマ50枚を折るのが精いっぱいだったようです。
しかし、担当者から教えてもらった仕事の手順を自分なりに見直し、もっと効率良く紙袋を折る方法を見つけていったようです。
その結果、最初は1日50枚がギリギリだったのに、60枚、75枚とこなせるようになり、彼はその仕事について「単純に楽しいし、嬉しい」と思ったそうです。

かつて大きな会社の社長だった彼にとって、「紙袋を1日中折る」という作業は「トイレ掃除」のように感じたかもしれません。
しかし、どうすれば仕事の効率が良くなるか、楽しくなるかについて仮説を立て、それを実践し、修正を加えていくことで仕事を楽しむことができたわけです。
あなたが「自分は仕事辞めたい病かもしれない」と感じるのであれば、まず、今、与えられた仕事に本気で向き合ってみてはどうでしょうか?
もしかしたら、ホリエモンのように、単純な仕事でもやりがいを見出せるかもしれません。
それでも仕事辞めたい病が治らなかったら
どんな仕事でも楽しむことができるという視点や考え方があれば、仕事やめたい病は克服できます。しかし、現状の仕事においてどんなに試行錯誤しても「仕事辞めたい病」が治らなかったらどうしたらよいでしょうか?
その場合、現状の仕事を辞めるという選択をすることも間違いではありません。
仕事辞めたい病は、好きで没頭できることを仕事にすれば完治するのですから、転職はそれに近づく第一歩とも言えます。
仕事辞めたい病は、好きで没頭できることを仕事にすれば完治するのですから、転職はそれに近づく第一歩とも言えます。
とはいえ、自分が知り得る限られた情報の中で、仕事探しをするのはとても大変です。
ですので、自信がない人におすすめしたいのが転職エージェントの活用です。
転職エージェントとは、厚生労働省の認可を受けた事業者が求職者との面談を通じて、求職者にマッチした会社を紹介してくれるサービス。
履歴書や職務経歴書の書き方、面接、採用後の入社の日程調整なども無料でサポートしてくれるのですが、最大のメリットは、非常にたくさんの求人情報に触れられることや、自分の市場ニーズを相談できることです。
一人で転職をあれこれ悩むよりも転職エージェントに相談するのがおすすめです。
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まとめ
今回は「仕事辞めたい病」の対処法について紹介してきました。仕事辞めたい病の克服は、今持っている視点や考え方を変えることがまず前提条件。そして、場合によっては良い職場に転職することで可能になります。ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね!
【関連記事】「今の仕事辞めたい」ときに持つべき正しい視点と転職のすすめ方
最終更新日:2020年4月13日