
最終更新日:2020年4月13日
他にいいところがあったら今の会社を辞めたい、それもアリ。
ほとんどの人は、そのような本音をぼんやりと内に秘めている気がします。
とはいえ、今の会社を辞めたところで、もっといい会社に転職できる保証はありません。
ほとんどの人は、そのような本音をぼんやりと内に秘めている気がします。
とはいえ、今の会社を辞めたところで、もっといい会社に転職できる保証はありません。
しかし、今よりもいい会社に転職できる確率が極めて高い「転職のノウハウ」なるものも存在するのです。
そこで、今回は、以下の点について紹介したいと思います。
多くの人が転職に失敗する理由
「今の仕事を辞めたい、どこかいい会社に転職したい」と思っても、納得のできる転職ができる人はかなり少ないのが実情です。
実際、インターネットで2017年に転職した人1,200人を対象に行った調査によると、転職して「非常に満足」と回答した人は全体の13%ほどでした。
このことからも「成功だと思える転職」を実現させるのは難しいわけです。
私は、多くの人が転職に失敗する理由は「情報の母数」が少ないからだと思います。
例えば、あなたが男性だとして、結婚相手を探そうとします。その場合、下記のどちらがお嫁さん探しに成功する確率が高いでしょうか?
- 5人の女性とお見合いをして、その中から1人選ぶ
- 50人の女性とお付き合いをして、その中から1人選ぶ
たくさんの情報、そして濃い情報の中から悩みぬいた上で出す結論は、確実性があり正確なのです。
実は、転職活動をする多くの人は①のようなやり方で自分の就職先を決めようとします。
ようするに「面談(お見合い)」のみで、その企業に入るかどうかを判断しているのです。

こうしたことは、「お付き合い」をせずに婚姻関係を結ぶようなものだと私は思います。
ですから、多くの転職者は、自分が入職する会社の本当の性格を知らないまま、転職していってしまうのです。
当然、後から「思ったのと違った」となるわけです。
でも実は、たくさんの企業と「お付き合い」をしてから入社できるという、システムがあります。
それは、「紹介予定派遣」というシステムです。
「お試し入社」ができる?紹介予定派遣とは
「紹介予定派遣」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
紹介予定派遣とは、労働者派遣事業の一環で、派遣先企業への直接雇用を前提とした雇用形態のことです。
具体的に説明すると、人材派遣会社や人材紹介会社を通じて、一定期間(基本的には6ヶ月間)派遣社員として企業に勤務し、その後、派遣先企業へ就職するシステムです。
要するに「お試し入社」のようなものです。
ただ、このサービスを提供できるのは、厚生労働省から、労働者派遣事業と職業紹介事業の両方の許可を得ている業者に限ります。
もし、紹介予定派遣を利用したいと思うのであれば、まず、紹介予定派遣を手掛けている人材派遣会社または、人材紹介会社に登録します。
その後、人材派遣(紹介)会社の担当者と打ち合わせ、派遣先の企業を選定し、派遣先企業の承諾を得た上で「派遣社員」として、雇用される形になります。
そして、基本的には6ヶ月間(一部例外もあります)、派遣社員として派遣先企業に勤務し、その後、派遣先企業と当人の意思がマッチするのであれば、そのまま直接雇用(正社員に昇格する場合が多い)となるわけです。
その後、人材派遣(紹介)会社の担当者と打ち合わせ、派遣先の企業を選定し、派遣先企業の承諾を得た上で「派遣社員」として、雇用される形になります。

ですので、「とりあえず派遣社員として採用」となりやすいのです。
また、転職希望者にとっても、正式に正社員として採用される前に、その会社に「お試し入社」のような感じで勤務できるので、派遣社員でいられる6ヶ月の間、本当に自分が入りたい会社なのかどうかを十分考えることができるわけです。

ようするに、紹介予定派遣の仕組みを利用すれば、たくさんの会社(女性)とお付き合いができ、その中から一番気に入った会社を選ぶことができるということです。
【関連記事】仕事が合わないときに考えるべきことと、繰り返さないためのヒント
紹介予定派遣という制度で安心して働ける理由
前項で、紹介予定派遣の仕組みについてお話ししましたが、とはいえ・・・(転職を希望している人)
期間限定とはいえ派遣社員として働くわけ?非正規雇用だから不安だよね。

おそらくこのように思うのではないかと思います。しかし、不安に感じることはありません。
労働基準法によると、週30時間以上の勤務に関しては、厚生年金と社会保険の即日加入対象となりますし、有給休暇の取得も可能です。これは、正社員だけではなく、派遣社員も対象になるので、実質正社員とさほど変わらない働き方ができるので、安心なのです。

また、いったん派遣社員として働いたが、やっぱり合わず辞退する場合でも、失職期間が生じない形で別の派遣先に移れば、厚生年金や社会保険を失効せずに済みます。
その辺りは、人材派遣(紹介)会社と随時相談し合いながら進めることで可能になります。
このように、気になる会社を何社か渡り歩いて、最終的にあなたにとっての1番の「お嫁さん」をゲットすれば良いというわけです。
紹介予定派遣を手掛けているおすすめの人材会社
それでは、具体的に「紹介予定派遣」をサービスの一環としているおすすめの人材会社をいくつかピックアップしました。1社に限定してサービスを申し込む必要はありません。
大切なのは、まずたくさん情報を集めることなので、複数の人材会社に登録し、その中からじっくり選んでいくといいと思います。
ちなみに、登録後担当者とコンタクトを取る際は「紹介予定派遣を希望している」旨を予め伝えておくとスムーズだと思います。
マイナビスタッフ

申し込み方法 |
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「マイナビスタップ」からWEB登録 |
運営会社 |
株式会社マイナビワークス |
優良企業の案件が多数あり、丁寧な対応が高評価されている
職種 | 事務・クリエイティブ、販売・接客サービス、テレマーケティング、IT技術、医療・介護、営業など。 |
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強み |
通常の人材派遣に加え、直接雇用を見据えた紹介予定派遣にも積極的に取り組んでいる派遣会社です。
女性の案件にも強いため、こちらの紹介予定派遣を利用して正社員を目指す女性が増えているようです。 |
リクナビ派遣

申し込み方法 |
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「リクナビ派遣」からWEB登録 |
運営会社 |
株式会社リクルート |
国内最大規模の派遣求人情報が掲載されている
職種 | オフィスワーク・事務、営業・販売サービス、クリエイティブ、IT・エンジニア・技術・建築、医療・介護・福祉・教育など。 |
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強み | 登録会員数、掲載求人数ともに他を圧倒する数を誇っています。エリア、職種ともにかなり充実しているので、まずは登録しておいて間違いない求人サイト。 |
紹介予定派遣サービスを利用する人は、年々増加傾向ですし、自分に本当に合った会社を探す上で賢いやり方の1つであることに間違いありません。
この機会に始めの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
【関連記事】転職で失敗しないために!求人広告の見方7つの重要ポイント
最終更新日:2020年4月13日