
最終更新日:2020年4月13日
SEOに強いブログでなければ集客もできないですし、アフィリエイトで成果を上げることもできません。
また、ブログで成功するためにはコンテンツマーケティング(訪問者を有益なコンテンツでファン化し、商品の購入などにつなげていくこと)も同時に意識する必要があります。
そこで今回は、SEOに強く、かつ、上手にコンテンツマーケティングできるブログの書き方について順序立てて紹介していきます。
また、ブログで成功するためにはコンテンツマーケティング(訪問者を有益なコンテンツでファン化し、商品の購入などにつなげていくこと)も同時に意識する必要があります。
そこで今回は、SEOに強く、かつ、上手にコンテンツマーケティングできるブログの書き方について順序立てて紹介していきます。
※写真はイメージです

[取材協力]
小坂公廉さん
ブロガー歴5年のアフィリエイター。300以上のブログを運営しており、平均月収は250万円。現在は企業向けSEOコンサルタントとしても活躍中。
狙うキーワードを決める
現在のgoogleは、ブログの記事を逐一評価し、それをもとに総合的にブログ全体を評価するようになっています。つまり、需要の多いキーワードでどれだけのページが上位表示されているかがブログ全体の評価につながるわけです。ですので、1記事ごとに何かしらのキーワードで上位表示を狙えるしっかりしたコンテンツを作る必要があります。
ですから、思いついたことを“日記”のようにつらつらとブログに書くのではなく、1記ごとにしっかりとキーワード選定をして書いていかなければいけません。
具体的なキーワードの選び方は下記の記事をご覧ください。
【関連記事】SEOで検索上位表示できるキーワードの選び方
記事の構成・見出しを決める
SEO対策に効果的、かつ訪問者が読みやすい記事を書くためには、事前に見出しを設定し記事を構成する作業が必要です。やみくもに思いついたことカンカン書いていっても途中で話の論点がズレて、一貫性のない文章になってしまうからです。
ブログの場合、見出しとなるものは<h2>や<h3>タグで囲み込む部分になりますが、この部分をしっかり設定して、読者が見出し部分を見ただけでも何についての記事なのかを把握できるくらいわかりやすい構成にしておきましょう。

見出しに自然な形でキーワードを入れる
見出しの部分(<h2>や<h3>タグで囲み込む部分)はSEOの観点からも重要です。検索エンジンはこの部分を重要視するため、見出しにキーワードが入っていると評価されやすくなります。ただ、無理にキーワードを入れようすると、見出し部分の文章自体が不自然になってしまうので、あくまでも無理なく自然に入れるようにしましょう。
見出しの下層にさらに見出しを入れる
箇条書きにすると文章がわかりやすくなるのと同じように、見出しに階層をつけることも重要です。つまり<h2>の段落の中に<h3>を使用して下層をつくるという形です。例えば、下記のように「野菜」についての記事を書くとき、見出しによって階層がきちんと設定されていると、視覚的にも見やすく、読者の頭に内容が入りやすくなりますよね。
<h2>野菜</h2>
夏に旬の野菜について紹介します。
<h3>キュウリについて</h3>
・・・
<h3>ナスについて</h3>
・・・
<h3>トマトについて</h3>
・・・
夏に旬の野菜について紹介します。
<h3>キュウリについて</h3>
・・・
<h3>ナスについて</h3>
・・・
<h3>トマトについて</h3>
・・・
検索エンジンは、見出しを基準にしてページの内容を解析していくため、こうした記事の構成をしっかりやっておくとSEO的にも有利になります。
読者の興味を引く序文を入れる
見出しの設定がしっかりできたら、次に序文を書いていくわけですが、実は、序文の部分は非常に大切です。ページのタイトルと関係のない文章が導入部分にダラダラと書かれていると、離脱率が高くなってしまいます。ですので、タイトルにマッチした問題提起や、目次をシンプルに書いて訪問者が「この記事はしっかり読みたいな」と興味をそそられる内容にまとめるのがおすすめです。

自分の意見を入れる
SEOに強いページを作るには、まず上位表示したいキーワードでgoogle検索をし、上位に表示されているライバルサイトをチェックして、それらの内容に寄せつつ、より専門的で深掘りした内容を記事として書いていく必要があります。これに関しては、以下の関連記事で詳しく解説していますので参考にしてください。【関連記事】検索順位をSEO対策で上げるには?必要な5つのポイント【2021年版】
それ以外にも記事を書く上で必要な要素としては、自分の意見を入れて記事にオリジナリティーを出すことです。
検索エンジンは、似通った内容の記事ばかりが検索上に軒並み乱立することを回避しようとするため、他のコンテンツにない独自性があり、なおかつ新しい視点で書かれたコンテンツが高く評価されます。
適度に画像を入れる
記事の本文中に画像やイラストを入れると、読者にとっては内容の理解度が高まるため、離脱防止や滞在時間の確保につながります。これ自体もSEOに有利になるのですが、特に図解などのオリジナル画像を入れると、画像を引用するため他サイトからのリンクが増える傾向があります。こういった自然な形での被リンクは、もっとも効果的なSEO対策になりますので、オシャレな画像やオリジナル画像を上手に使いながら記事を構成していくことをおすすめします。
SEOに強い文章の長さはどのくらい?
SEOに関する情報はたくさんありますが「長文の記事が上位に表示されやすい」とか、「検索意図に付帯する情報も網羅的に盛り込むと上位表示されやすい」と主張する人も少なくありません。
実際にそのような「長文SEO対策」が有効な時期もありましたが、現時点(2021年)では、文字数を上回らなければライバルサイトに勝てないということはありません。むしろ、無理に文字数を増やすことでユーザーの検索意図からズレた内容のコンテンツになっていまい、検索エンジンに評価を落とされることもあります。
正しくは、ライバルサイトの文字数を上回るために記事を書くのではなく、ライバルサイトより検索意図を満たす記事を書くということになります。
まとめ
本記事では、SEO対策に効果的なブログの書き方について順序立てて紹介してきました。現在googleの検索エンジンは、年間3,000以上のアルゴリズムを追加したり修正したりしていると言われています。おそらく今後も随時アップデートしていくでしょう。
しかし、検索エンジンが目指すところはブレがありません。それは「検索ユーザーの意図にマッチした検索結果を返す」という部分です。
ですので、それを目指してこちらもコンテンツを作っていれば必ず検索上位に表示されるときがきます。間違ったSEO対策はせず、コツコツと頑張っていきましょう。
【関連記事】副業でブログをやっても稼げない3つの理由と稼げる人の3つの特徴
最終更新日:2020年4月13日